『ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 VIII』の紹介
松岡圭祐氏のミステリー小説『ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論』第8巻の紹介です。
サブタイトルが「太宰治にグッバイ」。
ある日、太宰治の遺書が発見されました。
真偽を調べる人たちが不幸に見舞われます。
はたして、この遺書は本物なのでしょうか?
主人公である小説家の李奈はどのように事件を解決していくのでしょうか?
松岡圭祐氏の新シリーズミステリー『ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論』も今作で8冊目。
今回は『ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 VIII 太宰治に』を紹介します。
ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論シリーズとは?
『千里眼』や『万能鑑定士Q』でおなじみの松岡圭祐が書くミステリー小説です。
文学や書籍をテーマにしながら、主人公の李奈の成長も楽しむことができます。
あの『万能鑑定士Q』で活躍した凜田莉子も出てきます!
これは嬉しい!
今回発売された 第8巻の紹介
太宰治の遺書が発見されました。
本物かどうか鑑定人によって審議が進められます。
しかし、鑑定人が不幸な事故?に見舞われます。
ここで主人公の李奈が事件に挑みます。
遺書は本物なのでしょうか?
『グッド・バイ』とは?
『グッド・バイ』とは太宰治の小説です。
未完のままになっている作品です。
未完ではありますが、新潮文庫などから出版されています。
雑誌の編集者である男の はなしです。
彼は「どうやったら愛人ときれいに分かれられるのか?」と悩むのですが、さらにきれいな女の人のとりこに なってしまいます。
そんな感じのストーリーです。
これまでの作品
1~6巻までの紹介です。
簡単に紹介していきます。
1巻の紹介
盗作騒動のはなしです。
2巻の紹介
シリーズ第2巻。
失踪事件&横溝正史。
3巻の紹介
シリーズ第3巻。
密室殺人。
4巻の紹介
シリーズ第4弾。
本と盗作問題。
5巻の紹介
シリーズ第5弾。
ご存じ!万能鑑定士Qの凛田 莉子が登場!
6巻の紹介
シリーズ第6弾。
芥川と桃太郎。
7巻の紹介
シリーズ7巻。
聖書と埋蔵金。
まとめとして
今回は松岡圭祐の『ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 Ⅶ 太宰治にグッド・バイ』を紹介しました。
全体を通して「面白い!」とされる松岡圭祐作品。
しかし、同シリーズであっても評価に波があります。
何巻も出ていれば、そうなるのはしかたがないのでしょうが・・・。
今作は評価が割れています。
どちらかというと・・・低い方が多い印象です。
李奈の成長譚として読めばいいのか?
7巻は評判がよかっただけに・・・。
どうなる?次回作?
よかったら読んでみてくださいね!