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日本が舞台のファンタジーを読もう!長編&シリーズ小説のおすすめ

おすすめ長編小説①

長ければ長いほど、その世界観に浸っていられる長編小説&シリーズもの。今回は日本人作家による、日本が舞台の和製ファンタジーです。 

 

 

日本が舞台のファンタジー 

RDG(レッドデータガール)シリーズ

荻原 規子

おすすめ:★★★★★

・RDG レッドデータガール1~6 (全6巻)
・RDG レッドデータガール 氷の靴 ガラスの靴  (全1巻)

 山伏、姫神、陰陽師。高校生たちが繰り広げる和製ファンタジーです。この作者の本に出てくる少女は、自分の信念を曲げない、というか頭が固い子が多いです。それが周りを振り回すことに。それを良しとするか悪しとするかは読み手次第。「学生時代だったら楽しめたのにな」と思いながら読み始めたのですが、結局、最後までドキドキしながら一気読みしてしまいました。 

RDG レッドデータガール はじめてのお使い (角川文庫)
 

  『RDG レッドデータガール 氷の靴 ガラスの靴』は、主要人物たちののスピンオフ作品です。 真響や相楽といったサブキャラクターたちの視点から本編を見ることができる、実験的な作品です。本編を読んだ人はぜひ。

              

神様の御用人シリーズ

浅葉 なつ (全10巻)

おすすめ:★★★★☆

次も和製ファンタジーです。          

神様に選ばれた少年が、全国の神様の願いをかなえるために翻弄する物語です。日本中の魅力的な神様が出てきます。逐一その神様のことを調べていくうちに、神様に詳しくなれます。 

神様の御用人 (メディアワークス文庫)

神様の御用人 (メディアワークス文庫)

  • 作者:浅葉なつ
  • 発売日: 2013/12/25
  • メディア: 文庫
 

神様が大勢登場します。神様の紹介はこちらをどうぞ

 

こちらの記事もどうぞ 

⇒ 【シリーズ完結?】小説『神様の御用人』の神様一覧 

 ※このブログ内記事に飛びます

   

 

わが家は祇園の拝み屋さん シリーズ

望月 麻衣 (現在12巻)

おすすめ:★★★★☆

少女が京都に移り住み、そこから様々な人の助けを受けて再生していく物語です。拝み屋、陰陽師などがからんでくる和製ファンタジーです。『神様の御用人シリーズ』に似た雰囲気のはなし。 『RDG』や『神様の御用人』と比べると、ファンタジー感は少なく、人間模様がメインではなしが進んでいきます。

わが家は祇園の拝み屋さん (角川文庫)

わが家は祇園の拝み屋さん (角川文庫)

  • 作者:望月 麻衣
  • 発売日: 2016/01/25
  • メディア: Kindle版
 

 

 

ファンタジー/ホラー作品

 広い意味でのファンタジー。その中でホラーな作品です。 

屍鬼

小野不由美

おすすめ:★★★★★

人口1300人の小さな村で3人の死体が発見されます。そこから村全体を巻き込んだ大騒動になります。日本長編ホラーの代表作と言っても過言ではありません。上下巻合わせて1000ページを超えます。登場人物も150人以上います。私は電子書籍で呼んだのですが、登場人物の再確認がめんどくさかったです。しかし、それ以上に次が気になる内容で、一気に読んでしまいました。 

屍鬼〈上〉

屍鬼〈上〉

 

 単行本(上下巻) 

屍鬼(一) (新潮文庫)

屍鬼(一) (新潮文庫)

 

 文庫本(全5巻)

 

 

 

東洋風ファンタジーの長編小説はこちら

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