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『香君 西から来た少女』(上下巻)!上橋 菜穂子のオススメの本!

上橋菜穂子のオススメ ファンタジー小説『香君』の紹介

上橋菜穂子といえば圧倒的な世界観と綿密な人や国との関係。

難しそうだけれど読みはじめると止められない。

和製ファンタジーも捨てたもんじゃない。

むしろ海外作品よりもいいものなのでは?

そう感じられる作家のひとりです。

今回は上橋菜穂子の新シリーズ『香君 西から来た少女』を紹介します。

 

 

 

上橋 菜穂子とは?

日本を代表するファンタジー小説の作家です。

作品の舞台が架空のアジアの国であることが多いのが特徴です。

名前はカタカナが多いのですが、実際に読むと 雰囲気があって とてもきれいな世界観を堪能することができます。

 

 

『香君 西から来た少女』とは?

今作は上下巻。

食べ物でしばられた人たちと、そこに巻き込まれていく ひとりの少女のおはなし。

もちろん舞台は架空のアジアの国。

上橋菜穂子のファンタジーでドキドキしないはずがありません!

 

舞台

稲作の発展でつくられた帝国がありました。

その苗はいつも豊作。食料に困ることはありません。

あるとき、稲が害虫によって蝕まれていきます。

そこに、ひとりの少女が帝都にやってきました。

これまでの『守り人』『鹿の王』と同じようなアジア風の架空の国が舞台です。

 

登場人物

主人公は15歳の少女アイシャ。

人並外れた嗅覚を持っています。

植物や虫たちが香りで行っているコミュニケーションを感じ取ることができます。

帝国で苗がダメになっていく謎と向き合っていくことになります。

 

オススメのポイント

アジア風のファンタジーが好きな人にはたまらないはずです。

ファンタジー小説を読んだことがない人でも大丈夫。

国や民族などの相関関係は「あれ?」「誰?」となることもあります。

しかし、頑張って主要な人や国だけでも押さえておけば十分楽しむことができます!

そのときは、サッと前のページを振り返られるように電子書籍ではなく、紙の本をオススメします。

 

その他の上橋作品

 

上橋 菜穂子には いくつかの代表的なシリーズがあります。

ドラマ化やアニメ化されたものもあり、どれも秀逸です。

・『守り人』シリーズ
・『鹿の王』シリーズ
・『獣の奏者』シリーズ

 

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

各シリーズの外伝も紹介しています。

 

sozai.hana-mode.com

 

 

まとめとして

今回は、上橋菜穂子の新しいファンタジー小説『香君 西から来た少女』を紹介しました。

今作は上下巻となっています。

きっと、続編やスピンオフ作品があるはずです。

と信じたい。

好みは分かれるけれど、どのシリーズも読んでいてワクワクが止まらない上橋作品。

たいていの本屋さんには置いてあります。

図書館にだってあります。

ぜひ読んでみてください。

よかったら参考にしてみてくださいね。