『高校事変』第二章の紹介
作家・松岡圭祐はエンターテイメント小説を生み出してきました。
『千里眼』『探偵の探偵』などの、手に汗握るアクションが楽しめるものが多く、さらに、どれも長編です。
そのなかでも、今回は高校を舞台に女子高生が活躍する『高校事変』シリーズを紹介します。
第一章がクライマックスをむかえ、いよいよ第二章が始まります!
『高校事変』シリーズを簡単に言うと
平成最悪のテロリストのリーダーには子どもがいました。それが次女で高校2年生の優莉 結衣(ゆうき ゆい)です。
ある日、彼女の学校が武装集団に占拠されます。
しかし、この結衣さん。父親から様々な技術を教わっていたのです。
そこから、様々な武装勢力に反撃していくという内容の物語です。
女子高生が一人で戦うの?と思われるかもしれません。
安心してください。結衣さんはビックリするくらい 強いので心配ご無用です。
◆読む順番
タイトルに数字が書かれています。その順番に読めばOKです。
・Ⅰ~Ⅻが結衣の物語
・13~が別の主人公の物語
・スピンオフ作品がいくつかあります。
『優莉凜香 高校事変 劃篇(かくへん)』
『優莉結衣 高校事変 劃篇(かくへん)』
『高校事変』第二章
『高校事変13』からが第二章です。
新章の特徴
・主人公が変わった
・舞台がいろんな場所に
・変わらず無双状態
主人公は誰?
主人公は 杠葉 瑠那(ゆずりは るな)。
見た目もしゃべり方も清楚なタイプの高校生です。
とても強い。
いつでも瑠那さんが無双します。
※無双(むそう):誰も敵わない無敵状態のこと。
もう一人の主人公は優莉 凛香(ゆうり りんか)。
瑠那とは同い年&姉妹。
凛香さんはスーパーサブ的に大活躍します。
『高校事変14』
凜香と瑠那が通う高校で体育祭がはじまります。
体育祭の当日には文部科学大臣が訪問視察することが報じられます。
この状況は第一部の武蔵小杉高校のときと同じでは・・・?
これは偶然なのでしょうか?
『高校事変15』
舞台は山奥にある巫女の学校!
10代の女の子たちが通う、いかにも平和な場所ですが、ここでも事件が起こります。
でも、大丈夫。
私たちの瑠那さんは ぬかりありません。ばっちり準備をしていました。
事前に、学校に参加予定の女子高生から一通の手紙を受け取っていたのです。
いったい どうなってしまうのでしょうか?
まとめとして
今回は『高校事変14』&『高校事変15』を紹介しました。
新しい場所、登場人物でも女子高校生たちの「無双」は健在です。
読んでいて疾走感&爽快感を感じられる、これぞエンターテイメント小説!というシリーズです。
瑠那と凛香の仲良しコンビの活躍を応援していきましょう!
よかったら参考にしてみてくださいね。
◆『高校事変』の漫画版もあります。