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児童書だがあなどれない!『ダレン・シャン』で吸血鬼の世界を満喫しよう

隠れたダークファンタジーの名作『ダレン・シャン』を読もう

児童向けに書かれた海外の本には大人が読んでも楽しめる作品がたくさんあります。『ハリーポッター』『モモ』『ムーミン』などなど。数えきれないくらいあります。なかでも今回はダークファンタジーの名作『ダレン・シャン』の紹介です。バンパイアなどの人とは違った者たちがたくさん出てきます。そんな異形の者と主人公の少年がふれあいながら成長していきます。『ダレン・シャン』は大人が夢中になれる小説なのです。

 

 

 

ダレン・シャンとは

主人公のダレンが、友達と一緒にあやしいサーカスを見に行ったことがきっかけとなって、不思議な運命をたどるはなしです。バンパイアをはじめとする異形の者たちとのやりとりをしながら旅をしていいます。ダレンはどこへ行くのか?友達はどうなったのか?子どもにもオススメのダークファンタジーです。もちろん大人が読んでも楽しめます!

 

小説版『ダレン・シャン』

小説版は全12巻が出ています。漫画版と比べると多少過激な描写があります(漫画版がマイルドに修正しているのですが)。しかし、もともと児童向けファンタジーなので、見てられないほどの描写はほぼありません。

 

『ダレン・シャン』外伝

「あのとき○○は日記に何を書いていたのか?」

など、作者本人が書く「謎本」ともいうべき本編の補完的な位置づけになる作品です。小説『ダレン・シャン』が好きになった人なら楽しめる内容です。まだ本編を読んでいない人が読んでも「?」となってしまいますが・・・。

 

小説版12冊+外伝1冊のセットも出ています。

 

漫画版『ダレン・シャン』

週刊少年サンデーで連載されていた漫画版です。原作よりも前に漫画版を読んだ!という人も多いかと思います。

絵が見やすくてテンポもよいのでオススメです。原作と比べると微妙に異なる箇所があります。多少過激な設定がマイルドになっている等なのでストーリーに大きな影響はありません。

漫画版から『ダレン・シャン』の世界に足を踏み入れても楽しめます!

 

クレプスリ―伝説

『ダレン・シャン』のスピンオフ作品です。本編に登場する重要人物クレプスリーが主役です。からの幼少期から現在までの波乱万丈な半生を描いています。本編と比べると全体的に暗い感じが漂う作品ですが、読み始めると止まりません。児童書という位置づけですが、内容は直球の悲劇です。全4巻。最後は本編につながります。

本編に出てきたキャラクターも登場します。本編よりもこの外伝の方が好きという人も多いようです。面白い!のひとことです。

 

まとめとして

今回は『ダレン・シャン』シリーズを紹介しました。読む順番は「本編小説版」もしくは「漫画版」⇒「外伝」もしくは「クレプスリー伝説」という順番がよいです。

私は「漫画版」から入って「小説版」「外伝」「クレプスリー伝説」と進めていって満足して楽しめました!

児童書ですが大人も楽しめます!ダークファンタジーの名作『ダレン・シャン』シリーズ、オススメです!