いろんな種類の食べ物のオバケが出てくる本を紹介
オバケにも いろんな種類があります。怖いオバケ、可愛いオバケ、ひょうきんなオバケ。かたちも様々。白い布をかぶったようなオバケ、動物のオバケ。どのタイプのオバケも昔から愛されてきました。今回は、食べ物のオバケに注目していきたいと思います。食べ物のオバケが出てくる絵本&児童書を紹介します。
食べ物のオバケとは?
今回は、
・オバケが食べ物に化けているもの
・食べ物に命が宿ったオバケ
をさします。様々な食べ物の姿をしたオバケたちの活躍を楽しめる本を紹介します。
その他のオバケの本は こちらの記事をご覧ください。↓
オススメの絵本
まずは絵本から紹介していきます。
くだもの おばけやしき
隣に引っ越してきた家から手招きされました。家までついて行ってみると、そこはオバケ屋敷でした。でも怖くありません。可愛い果物のオバケなのですから。ブドウやキウイフルーツ、スイカまで。
楽しいイラストで進んでいく魅力的は絵本です。
おばけのてんぷら
うさこが天ぷらを揚げていると、いい匂いにつられた オバケたちが集まってきました。
せなけいこの大人気シリーズ!この絵本を読んでオバケが好きになった子もたくさんいるはず!読み聞かせなら何歳でもOK。自分で読むなら3歳くらいから。オススメです。
おばけのコックさん
レストラン「おばけてい」で働く2人?のオバケ。彼らはコックの見習いです。料理の下ごしらえからお店の準備など、開店準備に大張り切り。どんな作業も一生懸命です。
こわくないオバケの絵本をお探しなら、このシリーズがオススメ。
『さくぴーとたろぽうのおはなし』シリーズはこちら↓
おばけのかくれんぼべんとう
オバケの3きょうだい、ポンタ、ピョンコ、チビタ。お母さんにおつかいを頼まれます。道中、かくれんぼをしながら森を進みますが・・・。隠れている3人を探しながら読むのも楽しい本です。
木坂涼&いりやまさとしの『おべんとう』シリーズ。フワフワした絵柄と、美味しそうな食べ物が特徴の絵本です。
くいしんぼおばけ
食いしん坊なオバケが夜な夜な台所に現れました。冷蔵庫から いろんな食べ物をパクパク。いろんな形の食べ物をたべました。
子どもの歌でおなじみの「くいしんぼおばけ」を絵本にしたものです。「残念でした~、また、きて、ね~」のあの曲です。
ポポくんのおばけパン
パンやのヤギさんは、腰を悪くして配達に行くことができません。そこで、カバの少年ポポが配達に行くことになりました。途中で出会ったオバケにもパンを食べてほしいポポは、ヤギさんに協力してもらって、オバケ用のパンを作ることにしました。
おばけずし
お客さんが来ないお寿司屋さん。そこにオバケがやってきました。お寿司を握ってあげると、オバケは大喜び。お礼に魚をくれました。
大人気絵本『パンどろぼう』でおなじみの柴田ケイコさんが絵を描いています。
ばけばけばけばけ ばけたくん
食べたものに変身してしまう、そんな「ばけたくん」。今回は、みんなが大好きなお菓子に変身?します。見ているだけで楽しくなる、ばけたくんシリーズ。ぜひお手に取ってみてください。
『ばけたくん』シリーズはこんな感じです↓
ひゅ〜どろパッ
かわいいオバケが いろんな食べ物に変身します。好きな食べ物以外にも、苦手な野菜にも挑戦します!頑張る姿が可愛い 森川めんたのオバケ絵本です。
おばけのひやめしや
オバケの店主は、冷たい料理を出してお客さんを驚かせては喜んでいます。しかし、暑い夏に冷たい料理を出すと、お客さんは喜んでしまいます。そこで・・・。
キャラメルゴーストハウス
キャラメルパーティーの日に、甘い匂いに誘われた仲間がゾロゾロと集まってきました!実在する有名御菓子店の絵本です。
おばけのカレーパン
パン屋さんでカレーパンを作っています。100個の注文が入って、早く準備を負えないと!お店は大忙し。そのなか、油の中に飛び込むのが怖くなってしまった3匹?のパンが逃げ出しました。あと3つ足りない!いったい、どうなってしまうのでしょうか?
マシュマロおばけ
ある日、オバケの子どもたちがスーパーに並んでいるマシュマロを食べると、姿を消すことができなくなってしまいました。困ってしまったオバケたちは、どうやって元に戻るのでしょうか?
おもちおばけ
お餅を焼いていたら、膨らんだり、傾いたり、割れたり・・・あれ?オバケになっちゃったぞ?
『おばけのアッチ』シリーズで人気のささきようこ による、優しいタッチのオバケの登場です。
なきむしオバケ5つのお話
泣き虫でメソメソしてしまう。そんなオバケの短編集です。その中の『おばけまんじゅう』という おはなしに食べ物のオバケが出てきます。
ファンファンおかしこうじょう
和洋、様々なオバケや妖怪たちがお菓子コンテストに参加します。ガイコツや河童たちがユニークなお菓子を披露してくれます。見ていて楽しい絵本の登場です。
おばけになりたい なす
ナスが嫌いな女の子が「〈むらさきオバケ〉なんて食べないもん」と言っていました。それを聞いたナスは、オバケになることにします・・・。
はたしてナスは無事にオバケになることができるのでしょうか?
オススメの児童書
オススメの児童書を紹介します。小学生向けの本で「食べ物になったオバケ」がモチーフとなる作品は ほとんどありません。「オバケがいるお菓子の家」といった、要素のひとつとして活用される作品が多いです。
お菓子なお化け屋敷と邪魔ジシャン
高校2年生の舞の家に「ナイトメア」というゲームが届きました。ゲーム内の自分にそっくりのアバターが死亡してしまうと復活の代償として悪魔に自分の本当の体機能(目・口・鼻・左手・右手・両足・心臓・耳)を一か所ずつ取られてしまいます。恐ろしい悪魔のゲーム!
舞は、仲間と一緒に「ナイトメア攻略部」として奮闘します。今回の舞台は、お菓子なお化け屋敷?いったいどうなるの?
『オンライン!』シリーズ第8弾!
きょうのおやつはおばけケーキ♪
まったく人気のないケーキ屋さん「まずいや」。何ていう店名だ!しかし、そんな「まずいや」が行列のできるお店に大変身します!陰でオバケが協力したそうですが・・・。
『おばけマンション』シリーズはこちらから↓
カレーおばけのあかいぼうし
『ゾクゾク村』シリーズでおなじみの末吉 暁子(作)、『ゾロリ』シリーズでおなじみの原ゆたか(絵)という豪華な組み合わせ。
オバケの短編集。給食室に住むカレーオバケの話しが入っています。
おばけのかわをむいたら
バナナみたいなオバケの皮?をむくと、なかから様々なものが出てきます。物語ではなく、ただただ眺めて楽しむ本です。小学生は好きだと思います。以前、話題なった本のひとつです。
いただきます。ごちそうさま。
母親から「なんでも食べなさい」と言われて育った主人公。彼はそのことばを信じてしまいます。どんなものだって食べます。食べ物以外の物でも食べます。自分のことを邪魔するヤツも食べてしまいます。読み進めていくと怖くなってきます。本来、この本は絵本に分類されています。しかし、小学生、いや大人が読んでも感じるものがあるはず。
小説『バッテリー』でおなじみの、あさのあつこ作の絵本です。
その他
その他には、大人気シリーズである
『おばけのアッチ』シリーズ
『おばけずかん』シリーズ
も食べ物のオバケが出てくる話があります。
まとめとして
今回は、オバケが食べ物に変身している絵本や児童書を紹介しました。「食べ物」という日常的なものと、「オバケ」という非日常的なものの組み合わせは、合います。見た感じも良いので楽しい本が多いです。特に絵本では多くの名作が登場しています。
イラストのタッチによって、食べ物の見え方も変わります。そこに、オバケの怖さ、非日常感などが加わるので、人によって好みも様々。
ぜひ自分のお気に入りを見つけてくさい。良かったら参考にしてみてくださいね。