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沖縄の小さな妖怪(妖精)「キジムナー」のオススメ絵本&児童書!

小さな妖怪が出てくる絵本&児童書の紹介

「キジムナー」を知っていますか?沖縄にあるガジュマルの木の精霊です。赤ちゃんくらいの大きさで、まん丸で、全身毛におおわれた姿が有名です。人と変わらない姿で描かれることもあります。

今回は「キジムナー」が出てくるオススメの絵本&児童書を紹介します。沖縄の文化が色濃く反映された本が多いです。怖い本はほとんどなく、どちらかというと不思議なお話しが多いです。

年齢の低い子でも学びながら読める本もあります。ぜひ、素敵は一冊を探してみてください。

 

 

 

小さな妖怪の種類

小さな姿の妖怪は意外とたくさんいます。有名なものとしては次の3つがあります。

・キジムナー
・コロポックル
・小人

今回は、沖縄に住んでいるといわれている「キジムナー」の絵本&児童書を紹介します。

 

 

キジムナーとコロポックルの違い

「キジムナー」と「コロポックル」。どちらも小さな妖精(妖怪)です。違いは次の通りです。

 

キジムナー

・沖縄独自の妖精(妖怪)
・「セーヤ」「ブナガヤー」とも呼ばれる
・ガジュマルの木の妖精
・約束を守れば友達になれる

コロポックル

・北海道独自の妖精(妖怪)
・「コロボックル」とも呼ばれる
・「フキの下の人」という意味
・人にイタズラはしない

 

 

オススメの絵本

キジムナーが出てくるオススメの絵本を紹介します。キジムナーは沖縄の妖怪です。そのためキジムナーの本も沖縄に関係するものが多くあります。一番多いのが「キジムナーに助けてもらった」という本です。戦争が舞台の本も多々ありますが、それ以外の本も結構あります!

 

 

だるまちゃんとキジムナちゃん

 

 だるまちゃんが沖縄へ!キジムナちゃんと遊んでいると、一緒に来た友だちが毒を持つ巨大なハブに襲われているではありませんか!『だるまちゃん』シリーズ。意外といろんな妖怪が出てくるシリーズです!

【4歳~】

 

 

キジムナーにあったサンラー 

 

魚を捕ることが苦手な男、サンラー。ある日、キジムナーと出会いました。キジムナーは「魚の目玉をくれるなら手伝ってやる」と言います。しかし、サンラーはキジムナーとの約束を破ってしまいました。キジムナーは怒ります。そして・・・。

【4歳~】

 

 

てっぽうをもったキジムナー

 

戦争に巻き込まれた沖縄。さっちゃんと おばあさんは村に残りました。本の中には戦争の悲惨さが描かれています。生き残ったさっちゃん。彼女を助けてくれたのはキジムナーでした。

【4歳~】

 

 

とんとんみーときじむなー

 

キジムナーと仲良しだった「とんとんみー(魚のハゼ)」は捕まって食べられてしまいました。食べた男の子に復讐をしようとするお話し。しかし、復讐は上手くいきません。しばらくして、その男の子も「とんとんみー」と呼ばれていることが分かりました。だんだんと仲良くなっていく2人。男の子のピンチに助けを出すことにしました・・・。

【3歳~】

 

 

そうべえときじむなー

 

寒いので気球に乗って温かいところへ行こうとする「そうべえ」。しかし、燃やすものがなくなってしまいピンチに。助けてくれたのは「きじむなー」。なぜか隠れ蓑をくれました。これを使って悪さばかりする「そうべえ」。もちろん「きじむなー」は怒ってしまうのでした・・・。

【3歳~】

 

 

キジムナーと子供たち

 

倒れた木の下敷きになっていたのは「キジムナー」でした。涼太、玄、琴美の3人の子どもたちが、キジムナーと仲良くなっていきます。いろんなことを教えてくれるキジムナー。キジムナーと3人の日々がつづられている素敵な物語。

【3歳~】

 

 

スティッチ!(「森の最強妖怪キジムナー」より)

 

ユウナのオバアから「キジムナー」のことを聞いたユウナとスティッチ。2人は「キジムナー」が住むというガジュマルの森に行くことにしました。しかし・・・。

【対象年齢:幼児】

 

 

まねっこキジムナーマキちゃんのおうちさがし

 

丘の上でくらしていたキジムナーの女の子。ある日、大きな機械がやってきてガジュマルを倒した?!住むところがなくなったキジムナーはどうなってしまうのでしょうか?キジムナーが巻き起こす小さな冒険物語!

【対象年齢】記載なし

 

 

オススメの児童書

次は、オススメの「キジムナー」の児童書です。ファンタジーもありますが、戦争や人助けが中心の物語りが多いです。

 

あの日とおなじ空

 

沖縄のひいばあちゃんは笑顔でダイキを迎えてくれました。しかし、戦争のことを聞かれると、その笑顔は消えてしまいました。戦争のときに何があったのでしょうか?それを教えてくれたのが、声の出ないキジムナーでした。

【小学校中学年~】

 

 

かえってきたキジムナ 

 

ゆいが住んでいるのは、基地がある沖縄の島。戦闘機の音がこわくて、ゆいは学校に行けません。そんななか、おばあちゃんは、ゆいをキジムナーが住む森へ連れていくのでした。

【小学校中学年~】

 

 

沖縄の妖精キジムナーの約束

 

戦争で心に傷を負った少年が、沖縄に伝わるキムジナーと交流することで、次第に閉ざした心を解きほぐしていく物語。

【小学校低学年~】

 

 

タロくんとキジムナァのジルウ

 

 

主人公のタロくんは小学4年生。勉強はあまり好きでないけど、本やテレビアニメは大好き。一番好きなのは、おばあさんのお話しです。そんなタロくんが、ある日「キジムナァ」のジルウと友だちになります。沖縄&ファンタジーが好きなら読むとよいです!

【対象年齢】記載なし。主人公が小4なので、そのくらいの年代がターゲット?

 

 

まとめとして

今回は「キジムナー」が出てくる絵本&児童書を紹介しました。キジムナーは人とも仲よくしてくれるけれど、約束を破られると怒ります。それは、私たち人間も同じ。当たり前ですよね。そんな「当たり前」を「キジムナー」の絵本や児童書を通して、子どもたちと一緒に身につけていければと思います。

よかったら参考にしてみてくださいね。