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おすすめの本を紹介しています

恒川光太郎の小説。ノスタルジックな雰囲気を味わえる不思議な本を紹介します

 恒川光太郎(つねかわ こうたろう)の世界にどっぷり浸かろう

 

分類的にはホラーですが、いわゆる恐怖小説、スプラッター小説ではありません。世にも奇妙な物語に例えられることが多い作風です。

ちょっと不思議な、日本の(もしくはアジアの)異世界に紛れ込んでしまった感じを味わいたいなら恒川光太郎作品をおすすめします。

  

 

   

夜市  
夜市

恒川 光太郎 KADOKAWA 2008年05月24日頃
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収録作品:夜市 / 風の古道

おすすめ度:★★★★★

化け物たちだ行っている異世界の市場(夜市)に紛れ込んでしまったはなしです。夜市ならでわのルールがあり、それが読んでいてドキドキします。

漫画家もしている作品です。一番、恒川作品らしさ?が感じられる作品です。

 

 

雷の季節の終わりに 
雷の季節の終わりに

恒川光太郎 角川書店 2009年08月
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秋の牢獄 
秋の牢獄

恒川 光太郎 KADOKAWA 2010年09月25日頃
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収録作品:秋の牢獄 / 神家没落 / 幻は夜に成長する

おすすめ度:★★★★★

『秋の牢獄』は、秋のとある一日を繰り返す女子大生のはなしです。ホラーというよりSF?ファンタジー(広義)という感じです。

『神家没落』は、幻のような家に入ってしまうことで起こるはなしです。気づくと主人公を応援してしまいます。

『幻は夜に成長する』は、不思議な力を持つ主人公が現実と幻の区別がだんだんつかなくなってきます。そこで苦しみながらも進んでいくはなしです。

 

 

草祭
草祭

恒川 光太郎 新潮社 2011年05月
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収録作品:けものはら / 屋根猩猩 / くさのゆめがたり / 天化の宿 / 朝の霞町

おすすめ度:★★★★☆

異次元にある集落のはなしです。他の恒川作品にもあるようなノスタルジックというのかファンタジーというのか、不思議な話です。

 

 

 南の子供が夜いくところ 
南の子供が夜いくところ

恒川 光太郎 KADOKAWA 2013年02月23日頃
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収録作品:南の子供が夜いくところ / 紫焔樹の島 / 十字路のピンクの廟 / 雲の眠る海 / 蛸漁師 / まどろみのティユルさん / 夜の果樹園

おすすめ度:★★★★☆

 南の島で起こる様々なはなしです。どれも切ない。この本もハズレなしです。

どれも同じようなのではなく、収録作品によってはすんなり読めたり、読みごたえがあったり、様々。読んでいて胸がソワソワする(良い意味で)作品ばかりです。

 

 

竜が最後に帰る場所 
竜が最後に帰る場所

恒川 光太郎 講談社 2013年09月14日頃
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収録作品:風を放つ / 迷走のオルネラ / 夜行の冬 / 鸚鵡幻想曲 / ゴロンド

おすすめ度:★★★★☆

 現実からそれてしまった人たちのはなしです。他の恒川作品にもあるように、ここでも不思議な出来事に巻き込まれていきます。どのはなしも不気味で心地よい。そんな雰囲気を味わいたい人はぜひ。

  

 

金色の獣、彼方に向かう(改題】異神千夜)
金色の獣、彼方に向かう

恒川光太郎 双葉社 2014年11月11日頃
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異神千夜

恒川 光太郎 KADOKAWA 2018年05月25日頃
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収録作品:異神千夜 / 風天孔参り / 森の神、夢に還る / 金色の獣、彼方に向かう

おすすめ度:★★★★☆ 

 他の作品と比べるとホラー要素強めのダークファンタジー?です。これぞ恒川光太郎という感じがガツンときます。スタープレイヤーを読み終えた次にこれを読むと特にそう感じます。

 

 

 私はフーイー 沖縄怪談短篇集

(【改題】月夜の島渡り)  

私はフーイー

恒川光太郎 メディアファクトリー 2012年11月
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月夜の島渡り

恒川光太郎 KADOKAWA 2014年12月25日頃
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収録作品:弥勒節 / クームン / ニョラ穴 / 夜のパーラー / 幻灯電車 / 月夜の夢の、帰り道 / 私はフーイー

おすすめ度:★★★★☆

なんて言えばよいのか分かりませんが、すごく切ない感じの短編集でした。本の表紙は怖いのですけど。

この作品は改題されて別のものとして出されています。

改題には気をつけろ!既に持っている本かもしれないぞ!

しかし、それを補うくらい面白い本です。

  


金色機械 
金色機械

恒川 光太郎 文藝春秋 2016年05月10日頃
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 おすすめ度:★★★★☆

時代劇?SF?これも不思議な作品。死を扱っていて、さらに他の作品と比べるとページ数が多いので読み終わるまで根気がいるな・・・と思っていました。しかし、時間を忘れて読み続けてしまいました。さすが恒川作品。長編だと、逆に世界観を味わう時間も長いので楽しい。そんな風に感じさせてくれる本です。

 

 

スタープレイヤー 
スタープレイヤー

恒川 光太郎 KADOKAWA 2014年09月02日頃
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ヘブンメイカー スタープレイヤーⅡ 
ヘブンメイカー スタープレイヤーII(2)

恒川 光太郎 KADOKAWA 2015年11月30日頃
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おすすめ度:★★★★★

 

どちらもおすすめです!

他の作品と一風変わったファンタジーものです。

異世界で何でも願いがかなえられる存在となった主人公が、誰のために何を願うのか?というはなしです。

1と2。どちらの主人公が好みかは読み手次第です。「もしも自分だったら・・・」と何度も考えながら読み進めていくのも楽しいです。

 

  

無貌の神
無貌の神

恒川 光太郎 KADOKAWA 2017年01月28日頃
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収録作品:無貌の神 / 青天狗の乱 / 死神と旅する女 / 十二月の悪魔 / 廃墟団地の風人 / カイムルとラートリー

おすすめ度:★★★★★

不思議な世界に紛れ込んで、その世界に翻弄される主人公。恒川作品ではよくみられる構造です。しかし、この作品は、これまでの集大成といっても過言でないくらい、エッセンスがギュっと詰まっています。

 

  

滅びの園  
滅びの園

恒川 光太郎 KADOKAWA 2018年05月31日頃
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おすすめ度:★★★★★

さみしい感じの漂う作品です。しかし、読む手は止められません。ラストまで一気に読んでしまいます。この世界とは何か?が分かってきてからが面白いです。

 

 

白昼夢の森の少女 
白昼夢の森の少女

恒川 光太郎 KADOKAWA 2019年04月26日頃
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収録作品:古入道きたりて / 焼け野原コンティニュー / 白昼夢の森の少女 / 銀の船 / 海辺の別荘で / オレンジボール / 傀儡の路地 / 平成最後のおとしあな / 布団窟 / 夕闇地蔵

おすすめ度:★★★★★

他の作品と比べるとライトな(軽い)感じがします。しかし、この作品も読んでいて心地よいです。恒川作品を読み進めていくのであれば、この作品かスタープレイヤーあたりから読み始めるのがよいかと思います。

  

 

まとめ

恒川光太郎作品は、どれも雰囲気があって素敵な作品です。一つ注意したいのが改題して文庫化、というような作品が何作かあります。注意してください。