とよたかずひこ「おいしいともだち」シリーズの紹介
絵本「おいしいともだち」シリーズを知っていますか?
「○○くんがね・・・」
「しんぱい、ごむよう!」
といった方がピンとくる人が多いと思います。
いろんな食べ物たちが壁にぶつかっても奮闘していく。そんな姿が愛らしい作品です。
既に10冊以上出ているシリーズです。
今回は、とよたかずひこ「おいしいともだち」シリーズを紹介します。
「おいしいともだち」シリーズとは?
童心社から出版されている、とよたかずひこさんの人気シリーズ絵本です。
とよたさんは「ももんちゃん」「うららちゃん」シリーズでも人気のある作家さんです。
「おいしいともだち」では食べ物がモチーフとなっています。かわいいキャラクターたちがたくさん登場します。
「しんぱい ごむよう!」
毎回、このセリフで盛り上げてくれます。
とてもテンポがよくて読み聞かせもしやすい絵本です。
対象年齢は?
出版元である童心社によると「2歳~」となっています。
それ以前の年齢の子でもOKです。
たとえば1歳は耳さわりのよいリズミカルな本を好みます。
そのくらいの年の子に読み聞かせしても興味を向けてくれる子は多いです。
シリーズ紹介
既に10冊以上でています。どの本から読んでもOK。
下記は出版年順に紹介しています。同じ年に出版されたものは順不同です。
おにぎりくんがね・・・
3人(個?)のオニギリが主人公です。
中身はいったい何なのでしょうか?
たまごさんがね・・・
生卵が主役です。
読者のだれもが恐れていることは起こります。
でも、心配ご無用。
本人はそう申しております。
なっとうさんがね・・・
無数の納豆たちが主役です。
一粒だけ落ちてしまった仲間を助けるために奮闘します。
そんなかわいらしい姿をぜひみてください。
とうふさんがね・・・
大きな豆腐と小さな豆腐たちが主役のおはなし。
ねぎをしょった大きな豆腐が走っています。
それを追いかける小さな豆腐たち。
いったいどうなるのでしょうか?
すいかくんがね・・・
スイカが主人公。
場所はいきなり「スイカ割り」。
でも、大丈夫。
ひょい、ひょいと棒を避けていくスイカ君。
たとえ棒が当たっても「しんぱいごむよう」。
りんごくんがね・・・
リンゴが主役。
しかも、忍者です。忍者。
すたすたすたすた急いでいます。
はたして彼(?)が向かう先はどこなのでしょうか?
おいもさんがね・・・
さつまいもたちが主人公です。
しかも、自分たちで自分たちを「いもほり」しています。
抜けた先にも試練が待ち構えています。
どうなる?おいもたちよ。
いちごさんがね・・・
6個のイチゴたちが主役です。
彼らはずんずん前に進んでいきます。
目の前に何があってもお構いなし。
いったいどこに、何をしに行くのでしょうか?
とまとさんがね・・・
トマトが主役。
自分の紙を結んでチョンマゲにします。
どすこい、どすこい。
どんどん形が変わっていくトマトくん。
大丈夫?
とうもろこしくんがね・・・
トウモロコシが主人公。
とあるトウモロコシ畑で偶然下に落ちてしまったトウモロコシくん。
落ちても転がってもくじけません。
いったいどうなるのでしょうか?
ばななくんがね・・・
3人でつながっているバナナくんたちが主人公です。
歩くときも一苦労。
よろよろ、よろよろ。
とうとう3人はバラバラになってしまいます。
この先どうしよう?
めろんさんがね・・・
メロンが主役。
果物屋から外出(?)したメロンくん。
行く先々で転がされます。
ころころ、ころころ。
最後はとあるものに大変身。
おもちさんがね・・・
3個のお餅たちが主人公。
ぷくぷくと 餅たちが焼かれていきます。
上手く焼けるのでしょうか?
みかんくんがね・・・
ミカンが主役。
ミカン箱の中から飛び出したミカンくん。
自分にとって「いい場所」を探しに出かけます。
しかし、そう簡単にはいかない。
でも、周りの友だちは優しい。
「しんぱい、ごむよう」だって。
その他
絵本以外にも出ています。
おいしい ともだち すごろく
すごろくだってあるんです!
みなさんご存知のキャラクターたちが登場します!
まとめとして
今回は、とよたかずひこの絵本「おいしいともだち」シリーズを紹介しました。
リズムがとてもよいので子どもたちが大好きな作品です。
プレゼントにもピッタリです。
よかったら参考にしてみてくださいね。
参考