オススメの青春小説『四畳半シリーズ』とは？
青春小説は無数にあります。
甘酸っぱい恋だけが青春小説じゃない！
もっと「ダメな」小説が読みたい。
「ダメ」といっても「悪いことをする」という意味ではありません。
モテない、頑張らない、自信過剰
そんな感じのダメさです。
そこでオススメするのが『四畳半シリーズ』。
森見 登美彦（もりみ とみひこ）による青春小説？です。
森見 登美彦とは？
『夜は短し歩けよ乙女』で知られる小説家です。
アニメ化や映像化された作品が多いことでも有名です。
独特のテンポと（角川文庫）不思議な世界観。
ときどき読み返したくなる小説ばかりです。
・『四畳半神話体系』
・『夜は短し歩けよ乙女』
・『有頂天家族』
・『ペンギン・ハイウェイ』
どれもタイトルを聞いたことがあるのではないでしょうか？
面白いの？
正直言うと・・・
最初は読みにくいと思います。
読み進めていくと文章のリズムに馴染んできます。
馴染めば本の内容がスッと頭に入ってきます。
そこからが楽しい。
病みつきになります。
森見作品は途中で投げ出すと損します！
四畳半シリーズ
森見登美彦の代表作の一つです。
大学3回生（年生）の「私」が繰り広げる青春小説です。
妄想が妄想を呼ぶ独特の店舗とリズムが癖になります。
四畳半神話大系
モテない、頑張らない、自信過剰。
そんなダメな学生の主人公が様々な妄想にふけっていきます。
それが平行世界のように展開します。
どの世界も絶妙なテンポで進んでいきます。
お気に入りの妄想先を見つけてください。
読み終えるとスッキリとした気分になれます！
四畳半神話大系（副読本）
人気作だけあって様々な副読本が出ています。
作品の世界観をもっと味わいたい方にはオススメです！
◆オフィシャルガイド
◆公式読本
四畳半タイムマシンブルース
今度はタイムスリップだ！
灼熱の京都でエアコンのリモコンが壊れてしまった。
そこからなぜか世界の危機に？
主人公である「私」はタイムマシーンに乗ることを決意します。
これだけ読むと「なんじゃそりゃ」と思われるはずです。
読んでみてください。
他の森見作品と比べると読みやすい印象のある作品です。
伏線もキッチリと回収していきます。
『四畳半神話大系』を読んでから本作を読んだ方がより楽しめます。
◆ 新書版
◆ 文庫版
◆戯曲
戯曲（ぎきょく）とは舞台の台本のことです。
以前、舞台化されました。
『四畳半神話大系』と『四畳半タイムマシンブルース』の懸け橋となるのがこの戯曲なのです！
まとめとして
今回は森見登美彦の「四畳半シリーズ」を紹介しました。
続編も出ました。
またノスタルジックな世界にひたることができます。
読みたい本がない！
変わった青春ものが読みたい！
そうお嘆きの方。
ぜひ読んでみてくださいね。
